top

menu

都立霊園 募集! 令和6年度(2024年)の最新動向

根強い人気の都立霊園

令和6年度(2024年度)の都立霊園の墓地使用者の募集が6月14日よりスタートしました。
※募集期間は7月5日(金)まで。

都立霊園は人気が高いことから、毎年募集数を大きく上回る応募があり、昨年も青山霊園(港区)は、応募倍率が12倍を超えました。
さらに昨年は60年ぶりに雑司ヶ谷霊園の募集もあり、こちらもかなりの応募がありました。

令和5年度(2023年)の募集状況

霊園名種別募集数応募倍率
青山霊園一般埋蔵施設60区画約12.5倍
谷中霊園一般埋蔵施設70区画約6.0倍
小平霊園一般埋蔵施設100区画約4.6倍
芝生埋蔵施設10区画約6.5倍
合葬埋蔵施設210霊約39.6倍
八王子霊園芝生埋蔵施設95区画約2.8倍
染井霊園一般埋蔵施設82区画約3.6倍
立体埋蔵施設 25区画約12.0倍
多磨霊園一般埋蔵施設300区画約1.7倍
合葬埋蔵施設640区画約6.6倍
樹林型埋蔵施設2,290霊約2.7倍
八柱霊園一般埋蔵施設325区画約1.9倍
芝生埋蔵施設30区画約7.2倍
合葬埋蔵施設1,440霊約1.1倍
雑司ヶ谷霊園一般埋蔵施設60区画約4.4倍

お墓を取り巻く環境は日々変わっています。
「終活」という言葉が定着し、お墓に入る本人が前向きに死を迎える準備する慣習が徐々に広まっています。
またインターネットの普及により、自分自身でお墓の情報収集や条件比較が手軽に行える時代になりました。
新しい供養のスタイルとして、永代供養墓やビル型納骨堂なども増えてきています。
しかし、時代が変わっても都立霊園の人気は相変わらず衰えるところを知りません。
こんなにも都立霊園の人気が高いのは、何故なのでしょうか?

都立霊園が人気の理由は?

都立谷中霊園

全国で最も人口の多い東京都は、お墓を考える上で特別な環境にあります。
都内のお墓の多くは寺院墓地で、宗教を問わず入れる霊園は非常に希少です。
新たなお墓を建設するには都市部は地価が高く、近隣住民の同意を得るのも容易ではないため、なかなか難しいのが実情です。
身近な場所で広大な敷地を持つ都立霊園は重要な位置づけとなっており、他にも民営霊園にはまねのできない様々な魅力を備えています。

著名人が多く眠り、ブランドイメージがある

日本で最初の公営霊園として明治5年に開設された「青山霊園」の大久保利通、志賀直哉や、明治7年に開設した「谷中霊園」の横山大観や鳩山一郎をはじめ、その他数多くの歴史的文化人、著名人が眠っています。
⇒東京都内の著名人が眠る墓所一覧

維持費が安い

都立霊園の1平米辺りの年間管理料は、一般埋蔵施設(一般墓地)が730円、芝生埋蔵施設(芝生墓地)が920円と大変負担が軽く、長期的に見て維持しやすい金額です。
(2024年4月現在。管理料は必要に応じて改定される場合があります。)

都の後ろ盾による安心感

都立霊園を管理・運営している公益財団法人 東京都公園協会は、東京都建設局所管の監理団体です。
この安心感も、都立霊園の人気を後押ししていると言えるでしょう。

新たに登場した供養のかたち

多くの方が希望している都立霊園ですが、近年の応募倍率は7倍強で推移しており、募集数は慢性的に不足しています。
そこで広い土地を必要とせず多くのお骨を埋蔵できる合葬埋蔵施設が、相次いでつくられました。

小平霊園/樹林型合葬埋蔵施設(樹林墓地)
小平霊園/樹木型合葬埋蔵施設(樹木墓地)
八柱霊園/合葬埋蔵施設
多磨霊園/樹林型合葬埋蔵施設(樹林墓地)

少子化や生涯未婚率の急増で、子供のいない方やお墓の承継者のいない方が増えています。
こういった時代のニーズを捉えて、お墓の承継者がいなくても申し込める合葬埋蔵施設に注目が集まっています。
一般的なお墓に比べて安価で、管理料も不要で永代に渡り利用できることが魅力です。

都立小平霊園 樹林型合葬埋蔵施設(樹林墓地)

樹林墓地や樹木墓地は「樹木葬」とも呼ばれる新しい形のお墓です。
お骨が直接土に触れた状態で埋葬され、死後は安らかに自然に還りたいという方の思いを叶えています。
公営霊園ではまだまだ珍しいお墓の形態で、都立霊園の中では小平霊園に初めて造成され、話題となりました。
写真は都立小平霊園の樹林型合葬埋蔵施設(樹林墓地)


この他にも都内の公営霊園はいくつかあります。

⇒東京都内の公営霊園情報はこちら

早めのお墓づくりをお考えの方は、民営霊園を検討すると良いでしょう。
民営霊園は抽選が無く、コンパクトな区画が多いためお求めやすいのが特長です。

都立霊園 墓石カタログ無料プレゼント