石一筋四百年、確かな伝統。
石長は、慶長年間に創業し、四百余年に渡り代々受け継がれてきました。
鎌倉での創業以前の天正年間(1573年〜1592年)には、静岡県沼津市戸田の地で、数代に渡り石工を業としていたと伝えられています。
一代目
戒名「光譽道甫信士」(俗名不明)
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1604年 慶長9年頃
相州鎌倉郡乱橋材木座にて創業
鎌倉での創業以前の天正年間(1573年~1592年)には、沼津市戸田の地で数代に渡り石工を業としていたと伝えられています。
十一代目
定右衛門・長次郎
江戸中期の元文年間 (1736年-1741年)以降から明治中期まで石長の家長は代々、
若くして「定右衛門」の名を称し、老成すると「長次郎」の名を襲名していました。
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1843年 天保14年
街山八幡神社(神奈川県横浜市戸塚区)の覆殿を円覚寺大工高階家と共に施工。
棟札に十一代目「石工鎌倉材木座定右衛門」の名が記載あり。 -
1859 安政6年
文献に「石久ノ内 長次郎」と十一代目の名が記載あり。
「念仏講中連名帳」より。
十二代目
定右衛門
十五代目
宗吉
十六代目
兼次
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1939年 昭和14年
鶴岡八幡宮(神奈川県鎌倉市)にて大石灯籠の修理工事を施工。
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1952年 昭和27年
高徳院大仏殿(神奈川県鎌倉市)にて与謝野晶子歌碑を施工。
十七代目
堅治
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1970年 昭和45年
海宝院(神奈川県逗子市)にて鐘楼堂を施工。
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1971年 昭和46年
宮内庁 葉山御用邸(神奈川県三浦郡)にて石工事。
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1973年 昭和48年
瑞泉寺(神奈川県鎌倉市)にて参道敷石を施工。
十八代目
素也
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1988年 昭和63年
鶴岡八幡宮(神奈川県鎌倉市)にて石製太鼓橋の補修工事。
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1988年 昭和63年
本覚寺(神奈川県鎌倉市)にて本覚寺大墓標を施工。
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2004年 平成16年
若宮大路(神奈川県鎌倉市)にて「日本の桜名所100」と記した記念碑を施工。
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2011年 平成23年
建長寺(神奈川県鎌倉市)にて唐門前の敷石を施工。
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2011年 平成23年
鶴岡八幡宮丸山稲荷社(神奈川県鎌倉市)にて狐像を施工。